八木節

群馬県

■歌詞

アヽヽアー 又も出ました 三角野郎が
四角四面の やぐらの上で 音頭とるとは
おゝそれながら 国の訛りや 言葉の違い
許しなされば 文句にかかるが
オヽイサネ

アヽヽアー ここに名高き 国定忠治
国は上州 アノ 佐波郡音に聞こえた
国定村の親の名前を
忠兵衛というて 二番息子が忠治でござる
生まれついての任侠肌で 音にきこえた
国定村の 人のためなら けんかもなさる

アヽヽアー 人もうらやむ 大貸元で
頃は弘化の 三年九月 今日もあしたも
あしたも今日も 今日もあしたもあしたも
今日も勝負勝負で其の日を送る

アヽヽアー もっとこの先よみたいけれど
上手で長いはまたよけれども 下手で長いは
おんざの邪魔よ やめろやめろの声なきうちに
ここら当りで 段切まするが オヽイサネ

■解説

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